サイ・テク・カレッジ環境土木学科ゆるーーい日誌

土木・建設業とは何かを学生と共に学び、感じたことを綴ったゆるーーい日誌です。

伊是名島でユニークな技術者を目指してみる

こんにちは!!みやぎです!!

 

先日、環境土木学科で伊是名島で合宿をしてきました。

 

さてさて、今回、僕らは「環境土木学科の合宿」という名目ですが、親睦を深めることを主な目的とした旅行という感じなので、がっつりと「土木」をという感じではないです。ですが、卒業後に土木という枠も超えてユニークな人材になるためには必要であろうと思い企画しました。

 

そんなユニークな人材、技術者になるであろう合宿、旅の一日についてお話します。

 

伊是名島を歩く

今回、僕らがお邪魔したの伊是名島沖縄本島北部の今帰仁村の運天港からフェリーで北西に約55分ほどのところにあります。那覇市内から運天港までも90分ほどかかるところなので、観光客らしい観光客はあまり見かけない感じでした。釣り竿を持った人がフェリーに乗っているのを見かけたぐらいです。なので、観光という産業はまだ発展の途中なのかなと。

 

島の滑走路を歩く

島へ到着し、滞在中お世話になるコーディネーターの方、民泊先のご家族にご挨拶をさせていただきまして、そのあとに早速向かったところが伊是名島場外離着陸場。

 

今回初めて、滑走路を歩いたのですが、開放感があって気持ちいいものです。

 

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いぜな観光協会様の協力のもと、伊是名島場外離着陸場を歩かせていただきました。

 

伊是名島場外離着陸場は定期便がなく、時々セスナ機が来るくらいのようです。この滑走路は650m程度しかなく、なかなか定期便の誘致が難しいらしいです。

 

場外離着陸場をあとにし、そのあとに向かったのが島内の山を歩いてみました。

 

島の豊な自然を体感

伊是名島というのは自然にも恵まれ、松が至るところに自生しています。さらに大きく立派な岩もあり、息をのむ景観をつくっています。

 

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島や海を見渡すことができ、遠くにある伊江島も見ることができます。

 

学生にはこの自然によってつくられた壮大な景色、景観を造園のデザイン設計に活かせてくれたらなと思ったりします。

 

島の古い町並みを歩く

伊是名島というのは琉球王朝をつくりあげた尚家の出生の地であり、歴史や文化にも満ちている島です。文化をつくっている要素に「街」「集落」があります。なので、学生と島の古き良き町並みも歩きました。

 

沖縄本島での都市部には見られない景色や島暮らしならではの知恵が今でも見受けられます。

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伊是名集落のふく木の並木が心地よく、情緒あふれています。

 

集落の周囲、庭、通り沿いにはこのようなふく木が密に植えられて、珊瑚がブロック状に切って積み上げることで建物を台風から守っています。

 

感性を磨く一日でした

環境土木学科の伊是名島合宿の一日目は感性を磨く一日でした。僕ら環境土木学科は土木技術について日頃から学んでいます。技術者になるためには技術を学ぶことは必要ですが、同時に感性を磨き、言葉や数値化できないことである感覚を養う事も必要であろうと私一個人としてはそう思っています。

 

なので、学生がこの島を散策した事で土木技術にダイレクトに結び付けることはまだないかと思うのですが、これまでとは違った視点をもったと思います。学生には常にユニークな技術者になれと伝えていますので、それになるきっかけにはなっただろうと思います。

 

また話がまとまらなくなってきそうなので、今日はここまでにします。

 

環境土木学科からお知らせ

サイテクカレッジ環境土木学科では平成29年入学願書を受付しています。地域、人に貢献をしたいという思いがありましたら、ぜひ応募ください。

 

www.sci-tec.ac.jp

島暮らしを体験してきます

こんにちは!!みやぎです!!

 

気が付けば11月も終わってしまい12月に突入してしまいました。。。

 

さて私たち環境土木学科は突然なんですが、今週末に伊是名島に合宿へ行きます。

 

なぜこの時期に伊是名島へどうして行き、そこで何をするのかについてお話をしようかと思います。

 

なぜ伊是名島へ行くの?

さてさて伊是名島へなんで行くのかというとですが、ただ単に土木の学生と修学旅行っぽいことをやりたいなーって思いがあったから。あとは離島が好きで、10月にトライアスロンの大会へ参加したから。

 

それだけと言っちゃ、それだけですが笑

 

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伊是名島は豊かな自然で満ちています。

 

修学旅行へ行きたいのも確かにあるのですが、離島での暮らしを少しだけで体験をしてもらいたいのもあります。

 

私自身が建設現場の監督をしていた頃、渡嘉敷島で現場を持っていました。

 

渡嘉敷島に住み込みその島で暮らす人とコミュニケーションを図り、協力を得ながら現場を管理していました。

 

沖縄県というのは沖縄本島だけでなく、人が暮らす多くの島があります。なので、土木や建築の仕事、建設現場というのは本島だけではありません。建設という分野の仕事を進める中で本島にはない楽しさと難しさがありますので、今回の伊是名島合宿で島での仕事や生活を雰囲気だけでも卒業する前に少しでも両方を感じ取り、卒業後に役立ってもらいたい思いがあって企画しました。

 

伊是名島の暮らしをどう体験するの?

私たちは環境土木学科で土木を専門として学んでいます。ですが、今回は少し土木から少し離れて農業と漁業を体験して来ます。

 

農家は日頃からどういったことに悩みや問題を抱えているか肌感覚で少しでも体得できればいいんじゃないのかと考えます。卒業後にその体得したことを農地整備など灌漑整備事業などに携わることがある際にはきっと活きてくるだろう思います。

 

漁業の分野では島の漁師の指導のもと投げ網漁をします。寒風の中での投げ網を通じて肉体作業をすることでメンタルを鍛え、現場で働く職人さんの気持ちなどを少しでも理解することができればいいのかなと。

 

環境土木学科なので農業、漁業だけでなく土木の分野でも学ぶ時間はしっかりと設けていますよ。伊是名村役場のご協力を得まして、島における土木・建築の建設事情についても講和をしていただきます。この講和で離島での仕事の進め方や求められている事などを学びます。

 

今回の伊是名島合宿で体験や学びで、沖縄県の離島の産業や生活を土木という分野でどうサポートできるか考えるきっかけになればいいなと思います。

 

いちばん体験してほしいこと

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土木・建築の建設業という仕事はひとりでは成し遂げることは不可能です。多くの人のサポートやアイディアと経験があってからこそ成し遂げることができます

 

この2泊3日で色々な人とコミュニケーションを図りながら仲間と何かをつくる、成し遂げる楽しさを知ってもらえたら成功だろうと思います。

 

12月3日からの環境土木学科の合宿が楽しみです。

 

では!!

 

サイテクカレッジ環境土木学科では平成29年入学願書を受付しています。ご興味ありましたら、ぜひ、こちらのサイトもチェックしてください。

www.sci-tec.ac.jp

成長し続けるリーダーになるため

こんにちは!!みやぎです!!

 

今日は少しかるーい内容のお話をします。お話というよりはちょっとした小話、おしゃべりなんだなって思ってください。

 

たぶん、僕と学生の日常が垣間見えてくるだろうと。

 

土木施工管理試験のあと

この前の日曜日ですが、環境土木学科の2年生は2級土木施工管理技術検定試験の学科試験を受験しました。

 

土木の建設現場で管理スタッフ、監督となるために必要な資格として土木施工管理技士があります。在学中に学科試験を受験し、卒業後にゼネコンなどへ就職をし、実務を2年間積んでから実地試験を受け、合格してようやく施工管理者となります。

 

学科試験を受験した翌日に資格取得の支援する塾などが独自に採点した解答がインターネット上にアップされ、それをもとにして学生は自己採点をしました。

 

やはり国家試験でもあるので、うまくいった学生もいれば、惜しくもうまくいかなかった学生もいます。

 

学生とコーヒーを飲む

そんな自己採点のあとですから、、、あんまり雰囲気はよろしくないです。。。

 

あんまりよろしくない雰囲気の中で授業をするのもどうかなって、思えてきたこともあって、試験お疲れ様の意味もこめて学校から徒歩3分のところにあるスターバックスでコーヒーを飲もうってなりました。

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一応、みんな20歳以上なので喫煙には問題はないですよ。

 

ほんと学校の近くに素敵なお店があるっていうのはうれしいものです。

 

なぜ?コーヒーを飲みに?

学生とコーヒーを飲むためにスタバへ行かずに教室で話せばいいんじゃないのって思っているかもしれませんが、、、

 

やはり、気分転換は必要です。

 

良いアイディア出したり、ポジティブな気持ちを保つためには移動やちょとした変化をすることは必要なのかなって思います。少なくとも僕はそうしています。

 

卒業後にまず最初にすぐにやってほしいこと

ほとんどの「仕事」というのは人と関わってできているものですから、「人」を基本として考えると雰囲気をつくることが大事です。

卒業後、環境土木学科の学生は沖縄県内のゼネコンに入社が決まっている学生がいます。そこでは彼らよりも年上の現場作業員を指揮していかなければなりません。卒業してすぐに技術者として活躍できるとは思っていませんが、作業員にとって心地よく仕事を進められる場を作ることはできだろうとは思います。

  

卒業生がまずは現場の職人さんや作業員から

「あの若い監督さん、わかってるよねー」

ってい言ってもらえたらうれしいです。

 

まずは周りの人に認めてもらい、かわいがってもらいながら、成長して、デキる監督、技術者になってほしいです。

 

話がどんどんとズレていきそうなので、今日はここまで。

 

ご安全に!!

 

サイ・テク・カレッジ環境土木学科では来年度の入学願書を受付しています。まずはこちらのサイトから資料を請求してください。

www.sci-tec.ac.jp

交通事故を0へチャレンジ

こんにちは!!ミヤギです。

 

先に告知からさせてください!!

サイ・テク・カレッジ、環境土木学科では来年2017年4月入学生の願書の受付を始めています。

土木に関して興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。また土木の分野を学んで、土木の仕事をしてみたいという事でありましたら、ご応募ください。

 

詳しくはこちらのサイ・テク・カレッジのサイトをチェックを。

www.sci-tec.ac.jp

 

土木コンサルタントをもう少し掘り下げてみた

さてさて、本題へ。環境土木学科では民間の会社の協力を得まして、すぐに仕事にも活かせる経験や学びに取り組んでいます。

 

今回も卒業生が勤務しています土木コンサルタント、土木設計会社の協力を頂きました。

 

土木コンサルタントという仕事についてはこちらをチェック。

sci-tec-civil.hatenablog.com

 

土木コンサルタントの会社が実際にプロジェクトして動き出したばかりの「某交差点における安全対策設計業務」に学生も一緒になって現場を歩き、考察し、意見交換を行いました。

コンサルタントという仕事の雰囲気が前回よりも知ることできればよいかなと思い、土木コンサルタントの会社の方と一緒に企画をしました。

 

現場の調査をするという事

まずはプロジェクトになっている事故が多く起きる交差点、道路の状況をざっくりと説明をし、30分ほど歩き、考察することから。

f:id:sci-tec-civil:20161021133811j:plain 南方面へ向かう側から見た交差点。

 

ちなみに考察するという事ですから、いつものような感じで道を歩くのではなく「事故が起きる原因はなんだろう」と意識をもって目の前にある車の流れ、道路のつくりを見て、察することから始まります。

些細なことでもいいから察したことを多く積み重ねることです。察したことを言葉にし、数値化することで情報として扱うことができます。そして、その集めた情報が調査の結果となります。

 

視点を増やしみる

交差点ということですので、一方の目線からだけ考察するのではなく、様々な方向や角度から考察することが大事になります。同じ交差点であったとしても北方面へ向う側から見た場合と南方面へ向かう側から見た場合は状況または環境が変わります。

当たり前のことでしょと言いたくなるかもしれないけど、当たり前のことだからこそ大事なことです。

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北方面へ向かう側から見た交差点。

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西方面へ向かう側から見た交差点。

 

すでに3つの方向からみた写真を並べてみましたが、それぞれ見え方がちがいますよね。見通しがよいところもあれば、街路樹、草木が視界を遮っているところもありますし、上り勾配(上りの坂道)になっているために見通しが良くない状況にもなってるところも。

 

考察したことを言葉にして伝える

交差点からほど近い公園に移動をして、技術士の方も交えて交差点を考察して見えた、感じたことをおしゃべりするような感じで意見交換をしました。

 

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少しばかり緊張感のあった意見交換でした

 

 おしゃべりをするようにといっても、なかなかこのようなテーマや題材で意見交換、ディスカッションに慣れていないものですから、すぐに言葉にしてまとめるのは大変かもしれませんが、それぞれの視点からにみえないものあるので、興味深い意見も出てきました。

 

色々と考えぬいて出した答えを選ぶ

特別に土木という分野に限ることではないのですが、まず問題がありましたら、その問題を起こしていることを調べて仮説を立てます。そして、その仮説は正しいのか分析をして、正しいのであれば課題をおこします。課題を起こしたら、あとは課題を解決する、対策を考えて、行動して形にすればよいのです。

 

いくつものステップを丁寧にこなしていくことで問題は解決するということです。絶対にこれが正しいという答えはないのですが、いくつか導き出した自分なりの答えでこれが一番マシ、これが最良であるというの提案するのであります。

 

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道路に関する設計や法律の専門書について説明

 

答えを自分なりに導き出すまでには多くの資料を読み込んだり、過去のデータなどを取り入れながら、現場で考察したことプロジェクトに落とし込み、法律に当てはめながら考えたことが法律を踏まえながら、技術的にも実現可能かと考えていくという作業をすすめていきます。

 

ちょっと現実的な話も付け加えますと、、、予算がオーバーしないかも考える必要があります。

 

 土木コンサルタントとは

土木に関する知識と経験を活かして、街で起きている問題を解決することお手伝いするこがお仕事です。規模の大きなダムや橋の設計のプロジェクトもあれば、今回のように交差点で起きている事故をどう解決するかを考え、設計やデザインをし提案をするというプロジェクトと様々です。

 

もし、土木コンサルタントに興味を持って、街の人に役に立ってみたいと思いがありましたら、まずは私たちまでお問合せ、連絡をください。

 

では、今日はここまで。

 

ご安全に!!

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土木コンサルタントをちょっとのぞいてみた

こんにちは!!ミヤギです。

 

3月にサイ・テク・カレッジ環境土木学科を卒業した卒業生が勤務する会社の土木コンサルティングの協力のもと中部土木事務所にて河川整備のプロジェクトの概要説明のミーティングに列席させていただきました。

 

なんでも最初は雰囲気から

建設現場の見学をすることがおおいのですが、「土木」というのは建設現場の管理だけでなく、土木設計ということ分野にも触れてもらいたくて、土木コンサルタントの会社の方と企画をしてみました。

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河川の整備計画、設計について静かに拝聴し、土木施工、土木計画、地質調査などについて実務とテキストに載っていること照らし合わせながら、意図を知ることでテキストに書かれている事について理解を深めることができただろうと思っています(笑)

 

ちなみにコンサルタントとは

今回、ご協力をしていただきました土木コンサルタントの会社なのですが、コンサルタントという言葉はあまり聞き慣れないかな。

 

コンサルタントという仕事を一言でいうと

悩みを解決する!!

 

今回の河川整備計画のプロジェクトの目的は”川の治水安全度向上の為”となっています。なので、仕事というか悩みの相談を受けたコンサルタントは川の氾濫などが起きないように、どうすれば川の周辺の安全を確保できるのかという事を考え抜いて、お客様の要望を満たしながら、考えたことが実現ができるように具体的な解決策や手順を提案をしました。

提案するためには川の周辺、環境調査を行います。そして、調査の結果を踏まえて安全性を向上させるには河川の形を変えることが最善という結論に達し、設計をし、提案をしました。

 

困っている人がいたら、悩みを解決することのお手伝いする事がコンサルタントの役割ということです。

 

環境土木学科には土木設計、土木コンサルタントの分野に就職を希望している学生もいます。今回のこの見学でコンサルタント、土木設計についての雰囲気を感じ取り、今後の学生生活に活かしてくれたら嬉しいです。

 

また僕ら、環境土木学科にも興味をお持ちになりましたら、ぜひこちらのサイトもチェックしてください。何を学んでいるか雰囲気だけでも感じ取れたらと思います。

 

www.sci-tec.ac.jp

 

では!!

ご安全に!!