土木って何なんだ?
こんにちは!!ミヤギです。
僕が担任としているサイ・テク・カレッジ環境土木学科についてというか、土木についてざっくりとお話をしますね。もやもやする点もあるかもしれませんが、土木という学問または職業についてイメージができるだろうと思います。
土木ってなんなの?
そもそも土木が何なのかという事がわからない人がほとんどかと思います。もしかしたら、人によっては「道路で穴を掘って、その穴を埋めることが土木なんでしょ」とか「土木ってなんだか税金が無駄に使われているところ」っていうイメージかな、きっと。
まぁ、、、
それも間違いではないのですが、、、
そのイメージはどこかに置いて、土木っていうことについてちょっと聞いてください。
土と木と書いて土木。
うーーーん、、、
これだけでは何を言っているのかは意味不明ですよね。土と木だけをいじるだけの仕事と思われても仕方ないでしょう。
なので、土木を英語に訳して考えてみます。
土木を英語ではCIVIL ENGINEERINGといいます。スィヴィルエンジニアリングと読みます。
なんだかかっこよく感じません?
ではこのCIVIL ENGINEERINGはふたつの単語で構成されていますので、CIVIL と ENGINEERINGに分けてみます。
CIVILとは市民社会、ENGINEERINGは工学、設計士などと訳すことができます。
このふたつの単語を合わせて考えると、ド直球に訳すとCIVIL ENGINEERINGは市民社会工学。解釈によっては市民や街に暮らす人の生活を支えるための設計士または技術者となることもできます。
なので、CIVIL ENGINEERINGすなわち土木というのは都市基盤をつくる、デザインする仕事となります。
おおざっぱであろうかと思いますが、まずは土木というのが分かったかなと思います。
都市基盤をつくるとかデザインって具体的に何なの?
都市基盤をつくるとかデザインするっていう事ですが、じゃあ、それって何?意味わからん…って思っているかな。
私たちは日頃から土木の分野や要素である都市基盤に囲まれて生活しています。道路はもちろんですよね。他には電気、上下水道、鉄道、港なども土木の分野となります。さらにそれらを構成するダム、トンネル、橋も土木になります。
これら都市基盤というのは地に潜っている、街から離れたところにあるのでなかなかイメージがし難いかな。
イメージしづらいとか土木という仕事を正しく理解できない理由として考えられるのは、土木は日頃は人の目に触れないところで仕事というよりはミッションを遂行しているからだろうと。
土木技術者に生きる
私が思う土木技術者とは、切込み隊長といっても過言ではないと思っています。土木技術者、エンジニアというのは使命感を持ってプロジェクトに携わっている方が殆どです。何にもない、、、いや、、、それどころか、荒れたところに街や道や開拓し、人が住めるように電気、上下水道を整備してくのでありますから、切込み隊長という以外には見つからないです。
人目にふれずにスケールデカい仕事をやっていくのが土木技術者、街に暮らす人の安全で楽しい生活環境を整えるのが土木技術者でもあるのです。
最後に
もうっちょっと土木っていう仕事についてお話を聞いてみたい、知りたいということでありましたら学校へ遊びに来てください。サイテクカレッジの環境土木学科についてもこちらでチェックができますし、メールなどの連絡を取ることもできます。いつでもお気軽にメッセージをくださいね。
ではでは。
ご安全に!!