造園実習を通して地域へ貢献をする
こんにちは!!みやぎです。
昨日といいますか、昨年からですが造園の実習として、浦添市にあります岩盤浴やまかわの杜様の庭を手入れ、剪定などを行っています。
今日はその造園実習の状況についてお話します。
自然をさりげなく活かす
岩盤浴やまかわの杜の女性の浴場の休憩コーナーには自然を活かした庭があります。「自然を活かした」というのはありのまま、ほったらかしという事ではありません。
自然っぽく見せるよう演出、デザインがされているという意味です。
女性休憩コーナーの庭の剪定、定例前の状況
なので、今回の庭の手入れもなるべく「自然」にみえるように剪定、不要な木や草を刈り取っていく必要があります。という事でただ切るのではなく、考えながら切っていくという作業になります。
これが意外に難しいものです。
剪定であって、草刈、清掃ではないので。。。
女性休憩コーナー庭の手入れ中
庭の周囲の状況など、
どこをどう刈り取ろうかと。
草木のバランスを考えながら2時間ほどの作業の結果、、、
女性休憩コーナーの庭の手入れ完了状況
こんな雰囲気で仕上げてみました。
作業前と比べるとだいぶ雰囲気が変わったんじゃないかと思います。
岩が荒々しくできて、シダも程よくあって、灯篭も見えて、人の手が加わりすぎてない自然っぽさが表現されたのじゃないでしょうか。
正面も手入れしてみる
女性浴場の休憩コーナーの庭を手入れした後は正面の庭木、看板廻りの草木も手入れしました。
着手前はこんな感じです。
建物正面1
建物正面2
実はここにある松の木はお店が植えたものではないらしいです。オープンしてから数年後に勝手に生えてきて、育ち、ここまで育ったようです。
お店のオーナーとしては、意図して植えたものではないからこの松の木を伐採しても構わないとの事でした。くすの木だけにしても構わないと。
ですが、、、
せっかくの松の木だしという思いが造園の先生と学生にはありました。
そこで、造園の先生、学生とオーナーと話し合った結果、
松の木を剪定しくすの木と共存させるという事に決まりました。
もう一本のくすの木も手入れ。
この日は12月であるにも関わらず、気温が28℃ほどありました。
いやー暑かった。
手入れ、剪定後はこういった感じになりました。だいぶ、すっきりし明るくなったようにも見えますね。
やまかわの杜の看板廻りもしっかり手入れします。
看板周り手入れ前
看板周り剪定中
ここでもバランスを考えながらもしっかりバッサバッサと刈りこんでいきます。
真剣に剪定をしている姿に男気を感じます。
看板廻りはこうなりました。
勢いよく好き勝手に育っていた草木をすっきりさせることができ、看板もきれいに見せることができました!!
庭の手入れ、草木の剪定とは
庭の手入れとは一見、ただの草刈や清掃と思ってしまうこともあるかと思います。でも実は奥深いものです。
庭をきれいにするを超えて、庭や草木の
再デザイン
再生
リニューアル
と捉えてもよいと思います。
今回のこの庭の手入れを通して岩盤浴やまかわの杜のスタッフ、お客様には非常に喜んでいただいています。
これからも僕らサイ・テク・カレッジの環境土木学科は土木、建設を学びながらも地域に貢献をしていく活動を進めていきます。
今回、造園実習の場を提供してくださった岩盤浴やまかわの杜様ありがとうございます!!学生はこの場でとって大きな学びと経験を得ることができました。
学生募集のお知らせ
サイ・テク・カレッジ環境土木学科では平成29年4月入学生を募集しています。土木を通して沖縄県の地域社会または日本、世界へ貢献したいという気持ちがありましたらぜひご応募ください。