沖縄の中心になるであろう街の街づくりについて
ども。
環境土木学科のミヤギです。
久々にブログを更新し、勢いづいてきたので、溜まりにたまった環境土木学科の出来事、活動をお届けします。
これからの沖縄の中心地になる街へ一足先に行ってみる
7月中旬にですが、浦添市、浦添市役所西海岸開発課のご協力を得まして、浦添市の松本哲治浦添市長へ訪問をし、市長から今後の浦添市のキャンプキンザー跡地利用についてのコンセプトや思い、計画についてお話をお聴きしました。
こちらの街といいますか、これから街になろうとしている浦添市西海岸地区には沖縄県内最大のショッピングモールができ、エンターテイメント性の高い施設となる予定です。
さらにこの地区には昔からカーミジと呼ばれる海岸があり、浦添市の条例で自然保護区域に制定されました。できる限りの自然の海を残し、自然を身近に触れることができる街を目指しております。
松本浦添市長から直接街づくりについてお話をお聴きすることができたのとても貴重な体験をさせていただきました。
街になる前の街へ行ってみる
浦添市長との面談後、西海岸開発課の職員の案内で実際に現場へ足を運んできました。
これからここに新しい街ができることを想像してみると、土木を学ぶ者、学生としてはワクワク感が抑えらえません!!
そして、大型ショッピングモールの建設工事が始まったばかり現場を背に西海岸開発課の職員の現地での説明を受けました。
来年の今頃にはここ浦添西海岸地区の中心となる道路は開通されている予定です。那覇空港から宜野湾コンベンションセンターまで20分程度で移動ができるようになります。
2年後にはこの背景にあるショッピングモールも完成し、これまでになかった映画館もオープンします。
市民が中心となって自然の海をを守る
西海岸地区を少し移動し、橋がかかっているエリアへやってきました。
こちらは先に市長からも説明があったカーミジと呼ばれ、浦添市民からも愛されている海岸で、海岸保全区域に制定されたところです。
本来はここ埋め立てて、道路を造成する予定でした。ですが、カーミジの近くに住む住民や浦添市民が
「カーミジ、自然海岸を守ってほしい」
という強い要望があって、浦添市は市民の声を反映させ、自然環境への負荷をできる限り小さくするために埋め立てから橋をかけるとうことに変更しました。
環境への負荷も小さくしながら、景観へもできるかぎりの配慮をするという事で、橋梁の支承を隠すという工夫をしました。
この風景に土木を学ぶ学生はテンションがあがるんですよね。
「めっちゃかっこいい!!」
「すげーー!!」
という声が聞こえてきました。
街づくりとは
街というのは行政、市民、技術者が一体となって創りあげていきます。街に対する思いや愛着を技術で表現するのがエンジニアの仕事。街に住む人の思いをくみ取り、計画をしていくのが行政の役割です。
今回、見学をした学生が数年後に技術者として、この街を創りあげていくのかなと想像するとワクワクします。
感謝の意
今回、この見学について快諾し、サイテクカレッジ美浜環境土木学科の学生へ惜しみない協力をしてくださった松本浦添市長、浦添市役所西海岸開発課の職員の皆様ありがとうございます。