サイ・テク・カレッジ環境土木学科ゆるーーい日誌

土木・建設業とは何かを学生と共に学び、感じたことを綴ったゆるーーい日誌です。

卒業

ども。環境土木学科のミヤギです。

 

ずいぶん、長い間、このブログの更新が空いてしまって、、、ホントはもっと更新をする気持ちはあったのですが、卒業前で忙しく記事を書くことができませんでした。

 

さて、今回は報告することがあって、久々に更新をいたします。

 

私事ですが、3月31日をもってサイテクカレッジを退職することになりました。念のために申しておきますけど、嫌になったとか、喧嘩をしたとかではないですよw

 

この3月に卒業したある数名の学生からは「程よく面倒くさい人」とは言われましたwきっと今年に卒業した学生だけでなく、すでに卒業した学生からも言われていたのでしょうww

 

約3年間ですが、環境土木学科の学生と多くの楽しい思い出をいただきました。一緒になって勉強をしたという思い出というのはごく僅か……で、現場の見学や合宿や研修旅行などが強い印象に残っています。

 

卒業式から3日後の3月11日に昨年7月、2015年の12月に見学をした浦添西海岸道路(関連記事牧港橋梁工事工事の状況写真が載っている記事の完了と開通を記念したリレーマラソンへ日頃は全く運動しない環境土木学科の学生とチーム「早く自由になり隊」を結成して参加しました。

 

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リレーマラソンスタート前。

結果は223チーム中125位でした。まぁ上出来かなと思っています笑

 

さらに、、、実は、、、

この3月に卒業した環境土木学科の学生と2度目で3カ月ぶりの台湾卒業旅行へ行ってきました。

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那覇空港にてチャイナエアライン機の搭乗前


今回、台湾に足を運んだのはもちろん昨年の11月に行った台湾研修旅行が楽しかったからもあるのですが、2月に起きた台湾東部地震で被災地となった花蓮へ足を運び、現地で観光、食事をするという目的もありました。現地は安全であることを確認し、安全であることを発信をし、現地で観光、食事などの消費をすることが復興などの手助けになるであろうと考えもあったからです。あとは土木というのは「復興」にも貢献することを再認するのためでもありました。

 

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太魯閣での一枚。

環境土木学科の卒業旅行(僕も含む)ができたのは本当に良かったです。

 

この約3年間、僕が「学校の先生として学生に教える」という立場や仕事で意識していたのは「フットワーク軽く」「現場に足を運ぶ」「自分の目で確かめる」ということです。まっ、一言で言いますと「体感をする」

 

もちろん、座学も大事なのですが、学んでいる事や教科書に載っている事の知識を血肉とし、使いこなせるようになるには「学び⇔体感」を繰り返すこと以外ないと考えます。

 

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台北市西門の宿のエントランスで。


「学校」という枠を取っ払って僕一個人としての伝えたかったのは「場をつくれるリーダーになる」「世界をみよう」っていうのを強く訴えていました。なので、この3年間は手探りながら「僕自身も含め、人が活きる、人が育つ場」を創るよう努めてきました。

 

すでに卒業をした学生も土木、建設業の業界で頑張っているということを風の噂で耳にします。僕も彼らの活躍に負けないように頑張ってかなきゃなと思います。

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2015年安波ダムの堤体見学の一枚。


僕がここで学校という場で教えたこと(伝えたかったこと)がどれだけ役に立つかはわかりませんが、いつになるかはどうだっていいのですが、『そういえば、あの時にアイツが言っていたのは、、、』と思い出してもらえたら嬉しいです。

 

ぜひ、卒業生には沖縄だけにとどまらず、世界とまでは言わなくてもアジア圏では活躍できるエンジニア、技術者としてローカールでもグローバルでも活躍するよう祈念しています。

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ずっと以前からこのオブジェで写真を撮りたかった。

この3年間ありがとうございました!!

 

専修学校サイ・テク・カレッジ環境土木学科

宮城 敦